新幹線はエレベータより静かに停車した。それとともに乗客が次々に立ち上がり、降り口を目指した。わたしもそれに続いた。改札は駅の建屋の二階だった。そこへ向かうエスカレータに乗りながら、先ほど見失った記憶のことを考えてみた。だが、すぐに夢の記憶…
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